<西大寺から秋篠川源流を越えて、富雄川へ>

 

秋篠川・西大寺橋〜新みさき橋

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この付近を境に下流は直線の川筋となり、上流は緩やかに曲流する。

川幅1mほどのコンクリート三面張りの護岸に古都奈良が描画されている。

成務天皇陵(写真左)、垂仁天皇皇后陵(写真右)

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濠は土色だった。

一帯は歴史的風土特別保存地区で深閑としている。

神功皇后狭城盾列池上陵

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濠の護岸は最近整備されたようだ。

一帯は歴史的風土特別保存地区だ。

御前池、中ノ池

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養魚池だ。

田植えの影響だろうか、池水は土色だった。

大谷池

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オタマジャクシがいた。

秋篠川・平城橋

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川幅3mほどで淀んでいる。

いぬい池

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秋篠寺

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境内に「香水閣」といわれる屋形の中に閼伽井がある。

毎年6月6日の「大元帥明王像特別開扉」に合わせて公開される。

屋形の中の約1m四方の井に湧く霊泉はまろやかな味でした。

南新池(写真左)、籾池、大池

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籾池は枯れて草原化している。

大池(写真右)の岸辺のヨシからオオヨシキリの甲高い声が響いてきた。

  秋篠川・小出上橋〜中山西歩道橋

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平城西小学校前から上流は、平成10年に「秋篠川源流に千本桜を!」と銘打って植樹された桜並木だ。

途中、川水がポンプアップされて田んぼに入れられていた。

中山西歩道橋より上流は所々暗渠化されている。

大渕池

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北西周縁部から細い水路が流れ込んでいる。

秋篠川の源流域の中では大きなため池だ。

御嶽教大和本宮

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龍王社が祀られた池には鮮やかな朱色の欄干の太鼓橋がある。

境内に行場となる滝があるが、水は流れていなかった。

カンバシロ池

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西登美ヶ丘六丁目第一号街区公園からフェンス越しに眺めると、草木が繁茂する隙間からスイレンの花が見えた。

  富雄川・杵築橋〜近鉄奈良線架橋

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西登美ヶ丘の住宅地から杵築神社の裏山を越えると、

富雄川・杵築橋に出る。

月見橋下流に取水堰がある。

富雄北橋付近では川床に敷石をして浄化能力を高める工事が行われていた。

 

(ポイント)

秋篠川の源流域はなだらかな丘陵地で、

流域界の北方は木津川水系の山田川、西方は富雄川となる。

今回のコースでは西登美ヶ丘周辺が流域界となっている。

その源流は住宅街を巡る細い排水路で暗渠化されていた。

細い水路が集まって川となり、農業用水に利用されている様子や宅地開発に伴う水量、水質などへの影響が窺える。

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