<御所から飛鳥へ>
○背割り下水
石碑が道路に埋め込まれている。
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○葛城公園・水と緑の憩いの広場
噴水や人工滝、せせらぎのある親水公園だ。
道路を挟んで桜橋にかけての護岸は公園と一体化して親水空間だ。
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○葛城川・新渡場橋
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○曽我川・千塚橋
護岸整備された。
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○新沢千塚古墳群
4世紀〜6世紀にかけての総数600基に及ぶ古墳群だ。
なだらかな丘陵地にあって曽我川と高取川の分水嶺になっている。
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○宣化天皇陵(鳥屋ミサンザイ古墳)
濠と一体化した鳥屋池は灌漑用水だ。
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○益田池児童公園・益田池の堤
益田池は平安時代初期に高取川を堰き止めて築造された。
現在の鳥屋橋から鳥坂神社にかけて長さ約200mの堤があったそうだ。
その一部(長さ約55m、幅約30m、高さ約8m)が公園内に残っている。
樋門の遺構も発掘されている。
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○高取川・白橿橋
護岸整備されている。
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○「益田岩船」
丘の頂上付近にある。
下から眺めると単なる巨石だが、
上から眺めると上部が切り込まれていることがわかる。
その不思議な形から様々な説が唱えられ、
北方にあった益田池の台座説から「益田岩船」といわれている。
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○牟佐坐神社
高取川・天神大橋を参道口にした小丘にある神社は、火の神である生雷神(雷公)を祀っている。
四代懿徳(いとく)天皇の軽曲峡宮と八代孝元天皇の軽境原宮の伝承地でもある。
丘を回り込むように高取川が曲流して、まさしく「曲峡」だ。
(ポイント)
曽我川水系の葛城川、高取川から飛鳥川へと歩く。
葛城地方には神話とされる「欠史八代」の宮の伝承地が点在している。
古代の宮跡をたどりながら歩くのもいい。