<東大阪・石切から生駒山経て竜田川源流へ>
○石切低区浄水場(
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○石切剣箭(いしきりつるぎや)神社
「亀の池」に水神社(写真左)が鎮座している。
古来から亀の背に願い事を書いて放す信仰があった。
現在では石製の小亀に祈願して放す「願い池」(写真右)がある。
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○音川
生駒山の西麓を水源として恩智川に合流する。
急流でコンクリート三面張りだ。
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○石切高区浄水場(
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(辻子谷ハイキングコースへ)
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○上之社
石切剣箭神社の「願い池」に対して満願して「御礼亀」を放す「御礼亀池」がある。
高さ2mほどの二条の滝の「御滝」は不動尊が鎮座する行場だ。
八大竜王を祀った小社の池には金魚がいる。
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○上石切町特別高区C・E配水池
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○復元水車
直径6mもあるという巨大な水車が平成16年に復元された。
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○音川・砂倉橋
谷川(左側は音川支渓)が合流している。
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○氷室滝
音川支渓の高さ3mほどの一条の滝で、白龍大神などが鎮座する行場だ。
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○興法寺
役行者の開基とされる真言宗の古刹だ。
山門前の手鉢水は生水での飲用不可との注意書きがあるが、かつては飲めたのだろう。
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○生駒山頂(標高642m)
大阪平野と奈良盆地を一望できる。
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(生駒縦走歩道を北へ)
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(分水嶺となる信貴生駒スカイラインを渡る)
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○生駒山麓公園
動々池(写真左)の水を利用したせせらぎ広場などがある。
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○井戸(
住宅街の街角にある石垣の井戸だ。
長い柄杓が置かれおり、今も生活用水になっているのだろう。
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○汚水処理場と調節池(
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○竜田川
この北方のなだらかな住宅地が淀川水系天野川との分水嶺だ。
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○薬師堂川
生駒山東麓を水源として竜田川に合流する。
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○竜田川
阪奈道路下を流れる。
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○モチ川
生駒山東麓を水源として竜田川に合流する。
川床の下に設置された4つの槽で微生物による浄化する「河川浄化施設」がある。
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○北原川
生駒山東麓を水源として竜田川に合流する。
コンクリート三面張りだ。
(ポイント)
音川沿いの辻子谷(づしだに)のほか生駒山西麓では、江戸時代・寛永年間以来、動力源に水車が利用され、製薬業などの加工産業が発展した。
辻子谷周辺には最盛期で40数台あった水車は今はなくなった。
「エネルギー革命」による町の変遷を学ぶのもいい。
流域を越えれば竜田川の源流域で、宅地化で源流から汚濁されて様子がわかる。