<柏原から古市へ歩く>
○柏原船船だまり跡(
江戸時代、柏原船の終点で方向転換した停泊場で、東側の浜は荷上場だった。
近くには柏原船の営業で栄えた三田家住宅がある。
その江戸時代の建物は国の重要文化財に指定されている。
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○青地樋門
平野川へ流れていく。
取水量は少なく川砂が堆砂している。
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○灯篭
R25に面する堤防斜面にある。
「金比羅大権現」の刻印があり、航海の安全を祈願して奉納されたことが窺える。
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○築留(つきどめ)二番取水樋
明治40年に築造された「イギリス積み」と呼ばれる
レンガ造りで文化庁の登録有形文化財に指定されている。
側壁は逆アーチ型の曲線美がある。
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堤防上の大和川治水公園に立っている。
大和川付け替えの功労者で、今も大和川を見守っているようだ。
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○大和橋
カモなどの冬鳥がいる。
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○船橋浄水場
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金剛大橋(
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○玉手橋
日本最多の五径間吊橋として貴重だ。
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○大乗川合流地
大和川付け替え前には大乗川は北流して平野川に合流していたが、高低差を合せるために石川に合流する東向きの流れとなった。
そばには桜堤があり、春には花見に良さそうだ。
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○古市渡船場址
臥竜橋の約30m下流に対岸への渡船や柏原へ向かう「剣先船」の船着場があった。
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○金刀比羅神社
江戸時代、古市
その安全を祈願して祀られた。
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宅地開発されて、近くの公園に碑が残っている。
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○安閑陵古墳
濠に冬鳥がいました。
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○白鳥陵(日本武尊(やまとたけるのみこと)陵)古墳
竹内街道沿いにある。
広い濠に冬鳥が群れている。
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○古市大溝(
幅20m、深さ5mの灌漑用水路(運河)で喜志(
仁徳期に石川から導水して水田を潤した、と『日本書紀』に記されていることから5〜7世紀に築造されたという説もある。
かつてあった細長い池がその痕跡とされ、現在は埋め立てられてスーパーの駐車場になっている。
(ポイント)
大和川と石川の合流地を周回するコースで、
歴史の好きな人はさらに足を伸ばして古市古墳群も巡ってはいかが。