<壺阪山から高取城跡経て飛鳥へ>
旧山崎邸を利用しており、裏庭には池と蔵がある。
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○造り酒屋
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○小島神社(高取町下子島)
江戸時代に制作された大型の三枚の「ナモデ踊り絵馬」が残っている。
県指定有形民俗文化財で年2回公開されているそうだ。
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○水車小屋
高取川に注ぐ谷川の自然流水を利用している。
動力源ではなくなったものの、懐かしい景観を今に伝えている。
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○上子島沢砂防公園
「水と緑の渓流砂防対策モデル事業」として整備されている。
吊り橋や子供の遊具もある親水公園だ。
ホタルの育成もされているようだ。
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○猿石
飛鳥時代に製作され石造物で築城の時に飛鳥から運ばれてきたそうだ。
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○高取城跡
建造物は明治中期に取り壊されている。
高取山(583.9m)の山頂部周辺に残っている石垣は、当時の山城の様子を偲ばせてくれる。
濠らしい池(写真左)も一部残っている。
本丸の南側の石垣下にある急坂の途中に「七ツ井戸」(写真右)がある。
大木の根元に直径約1.5m、深さ約3mの石垣で枯れている。
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(猿石へ戻る)
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陰物とされる「福石」に結ばれた「女綱」が川上に掛けられている。
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○飛鳥川の「飛び石」
「明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも」(『万葉集)巻11−2701)
万葉歌に詠まれた「石橋」が思い起こされる。
その頃は川幅も広くて隔たった心が投影されたのだろうか。
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橋上に陽物(男根)を模ったものをぶら下げた「男綱」が掛けられている。
(ポイント)
高取川の源流から飛鳥川へと流域を越える。
高取城跡から壺阪寺を経て壺阪山駅へ戻ることもできる。
そのコース沿いの吉備川は西流して高取町の西方で曽我川に合流する。