<平城宮跡から奈良公園へ>

 

秋篠川・西大寺橋

平城京の造営に伴い直線化された人工運河だ。

この橋を境に九条までの下流は直線の流れに対して上流は曲流している。

佐紀池

平城宮跡

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(湿原)宮跡内の湿原では冬鳥が佇んでいる。

(内裏の井戸)直径1.7mの杉をくり抜いた井筒が発見された。

       現在のものは埋め戻された上に復元されたものだ。

(東院庭園)宴会などが催された当時の庭園が再現されている。

      玉石が敷かれた池の水は井戸水を給水し、1日3回浄化されているが、

アオコの繁殖は止まらないようだ。

水上池(みずかみいけ

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日本書紀に記述される約2000年前に築堤された「狭城池」と考えられている。

「川のギャング」といわれるカワウが多くいた。

ということは魚も多いということだろう。

小奈辺古墳(コナベ池)

宇和奈辺古墳(ウワナベ池)

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黄色の嘴のカルガモが多かった。

鴻ノ池

堤には桜があり、花見の頃はよさそうだ。

佐保川・法蓮橋

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落差1m足らずの堰は「白糸の滝」のようだ。

東大寺

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(大仏池)岸辺に鹿が佇んでいた。

(鏡池)天然記念物のワタカが生息している。

    大仏殿が池面に鏡のように映っていた。

閼伽井屋(若狭井)3月の「お水取り」ではこの水が汲まれる。

吉城川(奈良公園内)

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わずかに残った紅葉がせせらぎを覆うように映えていた。

鷺池(奈良公園内)

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浮見堂がある。

洞水門(水琴窟)の音がかすかに聞こえた。

瑜伽(ゆうが)神社

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石段を上った本殿横にある「飛鳥乃御井」は、石垣で囲まれた小さな井戸で水が貯まっている。

荒池

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かんがい用水とともに市街地の洪水調整機能を担っている。

景観保全のために自然石の護岸の周りに木々が茂っている。

猿沢池

 

(ポイント)

古都・平城宮跡から新市街地・奈良公園へ歩くコースで、そのほとんどが奈良市の「歴史の道」だ。

聖武天皇など平城京の重要人物の陵墓もあり、古都の変遷を考えながら歩いてみては!

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