<御所から葛城山頂越えて水越峠、千早赤阪村へ>
○安位川・猿目橋
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落差10m足らずの滝で弘法大師が名付けたといわれている。
一息付くのにいい所だ。
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○二の滝
役(えん)の行者が修行したといわれている。
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○「婿洗いの池」(龍王の谷)
山頂の少し下にある。
青っぽい池水は一旦伏流水になるようだ。
山肌に出た谷水が滝になり、安位川から葛城川へ合流する。
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○葛城高原ロッジ「山の家」
日帰り入浴ができる。
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○「水越峠トンネル」
水越峠の北方の地下にはR309のトンネルがある。
その建設で登山道にあった水場が枯れてしまったそうだ。
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○水越川・石筆橋
金剛山北麓を源とする河内へ流れる水越川だ。
かつてはこの付近に河内と大和の国境(くにざかい)があったそうだ。
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○水越川・音滝橋
橋下の巨岩が滝のようになって水音を鳴らしている。
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○建水分(たけみくまり)神社
丘上にあり、水分大明神が祭祀されている。
(ポイント)
葛城山(標高959.7m)の山頂は春の「一目百万本」といわれるツツジや秋のススキの群落で知られている。
山頂までの登山道は険しい所もあるので、ロープウェイを利用してもいい。
水越峠を境に河内と大和側にそれぞれ「水越川」や水分神社がある。
水争いをした両者のライバル関係がうかがえる。