<大神神社から橿原神宮へ>
○大神神社
狭井神社の薬井戸は三輪山の湧水で、古来より万病に効くといわれている。
鎮女(しずめ)池には弁財天を祀った市杵(いちき)島姫神社がある。(写真)
大美和の杜に「神饌田」がある。
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冬にはそうめん干しの風物詩が河川敷を彩る。
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○栗原川・鯉ヶ渕橋
少し下流で寺川と合流する。
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○寺川・谷一号橋
最近、河川整備されたようだ。
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○勧請縄
歩道上に掛けられ、そばにお地蔵さんが鎮座している。
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○櫻の井(桜井市谷本町)
「三輪流心道教」の社へ行く路地を少し入った所にある。
直径60cmほどの四角の石の井戸枠で、深さ2mほどだ。
「履中天皇が愛でた清水」
「鏡の如く澄み特別甘味で水量豊か」
「大和の七ツ井の一つ」
「ほとりに桜があったことから呼ばれるようになった」
「桜井という地名はこの井戸からいわれた」
と案内碑に記されている。
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○薦(こも)池
石寸山口神社のそばにある養魚池。
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○安倍文殊院
晴明像を安置した浮御堂のある文殊池(写真右)とかんす池がある。
7世紀初の古墳とされる文殊院東古墳(閼伽井古墳、閼伽井の窟)(写真左)の横穴式石室の5.5mの羨道に、後の時代に掘られた井戸がある。
その閼伽水は「智恵の水」ともいわれ、枯れることなく湧いているそうだ。
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○米川・笹穂橋
少し上流にゴム式の井堰がある。
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○橿原市昆虫館
放たれた蝶が飛び交う温室内に人工のせせらぎがある。
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○奈良文化財研究所飛鳥資料館
飛鳥では謎の石造物が多く発見されている。
その中で飛鳥時代の庭園に置かれた噴水装置とされる石人像と須弥山石が展示保存されている。
館外には酒船石などのレプリカが当時の趣を再現している。
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○飛鳥川・雷(いかづち)橋
環境や景観に配慮した石垣の護岸で整備され、水も澄んでいる。
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○和田池
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○石川池(剣池)
緑豊かなこんもりとした対岸は孝元天皇嶋上陵だ。
その濠のようになっているが、後の時代に築造されたため池で、『日本書紀』に記される「剣池」とされている。
近世に灌漑用に拡張されたそうだ。
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○橿原神宮
境内に隣接して深田池が広がっている。
神宮の鎮守の森とともに野鳥の楽園になっている。
(ポイント)
山の辺の道、磐余(いわれ)の道、大和長寿道の
ハイキングコースの各々一部がルートになっている。
お願い事がある人にお薦めで、お百度を踏むように歩いてはいかが。